#04.メンツケ

組み版を終えたら、たいていはデータを1ページごと納品して終わりなのですが、そのデータを、印刷機にかける直前の状態にまですることを求められる場合もあります。表裏に印字した紙を何回か折って、切り開けばちゃんと本になっているようにするためには、決まった順番にページを並べ替えて配置しておく必要があるわけですね。
最近ではそうしたことを自動的にやってくれるソフトも出てずいぶん便利になりましたが、最初にその順番を設定してあげるのは人間(某Yさん)。面付けの設定は複雑で、何ページ分ものデータをまとめるため、マシンの動きも鈍って時間がかかります。締め切りが迫っているので、Yさんは毎回必死。確認のため、実際に試し折りもします。そうしたらやっぱり、ページが入れ替わっていたり、天地がひっくり返っていたり。「面付け」が「浸け麺」になってるみたいな…って、わかりにくい?
・・・・・・そんなこんなで、完璧なデータが完成したときの感慨はひとしおです。
本が本の形になるまでには、こんな苦労があるのでした。

       
めんつけ【面付け】(men-tsuke

製本工程における折り加工で、折り本が正しいページ順になるようにページを付け合わせること。裁断機、製本機、綴じ方、折り単位、開き方向などの条件によってページの付け合わせ方が異なってくる。=ページ面付け → imposition
通常1枚の用紙に印刷するページ数は、2、4、8、16、32ページであるが、一般的な印刷方法は1枚の用紙の片面に表版8ページを印刷し、その裏に裏版8ページを印刷する。

用例:(印刷所などから)〜お願いします、「帯」付け合わせで。